授業中や会話の合間の静寂な時間に
「む!」と唸って額に指を当てて「あ、あ、あ」と呟く
誰かが「どうした?」とか聞いてきたら目を瞑ったままもう片手を広げて
「シャラップ!静かに・・・もう少しで生まれるんだ、神の旋律が・・・」と言ってた
あの頃は自分が天才だがエキセントリックなミュージシャンという設定だった
たまに台詞は改変されて
「クゥワイエッっっっトゥ!降りて来てる途中なんだ音律の女神が・・・」になったり
「静かに・・・聞こえるんだ、僕の最高傑作になるシンフォニーが・・・」になった
ま、パターンは一緒だけどな
たまに本当に作曲やってると思い込む奴がいて「何の楽器やってる?」と聞かれたら
なんとなくカッコいいと思って「チェロとテルミン」と答えてた