605 :('A`) :2006/05/08(月) 19:01:41
ガイシュツかもしれんけど
ナポリタンみたいなのじゃなくて『私』の正体が隠されたちゃんと意味のある文章
作者スゴス
415 : 2005/05/20(金) 09:43:41
いつ頃だったでしょうか、私があの青年によって、この海の見える青い丘に連れて来られたのは。
赤い屋根の家に続くL字の道と広い空、散文作りに励む青年、頭休めにと私に会いに来てくれた幸福な日々、
私は彼の愛情を受け、夏の頃には誰からも愛される美しさを備えた女性となりました。
満ち足りた時間はしかし短く、青年は「必ず帰る」と言い残し、私を置いたまま戦地へと去って行きます。
あのL字に曲がった道で、手を振って路傍へと消えた青年、それが彼を見た最後の光景となってしまいました。
そしてある暑い夏の日、人がたくさん死んだ戦争は終わりました。
虚ろに過ぎ行く晩夏の夕べ、ジィージィー優しく鳴く蝉、待ち人は現れぬまま、やがて私自身も弱り果てて死んでしまいます。
なんの因果かは知りません、波が寄せて返すように、カルマ償うかのように、私は夏が訪れる都度、生き返りました。
ふと気がつけば、私は丘の上で生死をただひたすら繰り返し、青年の帰りをただひたすら待ち続けていたのです。
L字の道は文字化けし、前後して赤い屋根の家も取り壊され、人気もなくなり、丘の上はやがて静かになりました。
恐ろしく長い間、私は彼を待ち続けました。私の所にある日、ようやく、一人の――あの青年の面影のある――男性が訪ねて来ます。
えらく暑い夏の日、滝のような汗をかく男性は、私を日焼けした顔で眩しそうに見上げ、そして私をそっと抱きかかえて丘を下ります。
緑黄に包まれた平地、ため池、蔦のゲート、その奥の霊園、男性はある墓前で佇み、私はそっと降ろされます。
確かに墓碑銘はあの青年の名前。墓の前に私を残し、男性はやがて去って行きました。
ああ、待つ儚さももはや過ぎたこと、なぜ戻って来てくれなかったのか、ただそれだけを思うのです。
長い間、そんな偲ぶ思いだけを糧に、私はあなたのため、丘を美しい金色に飾り立ててきました。
きっとあなたは美しいと言ってくれる、そんなことばかりを考えて生きてきたのです。
・・・・・・そして、私は墓のすぐ側に寄り添い、やがて静かに、深くて永い眠りについたのでした・・・・・・
隠された意味
↓↓↓
各分章の最初の文字を抜き出していくと、
い I
赤 a
私 w
満 m
あ a
そ s
虚 u
な n
ふ f
L l
恐 o
え e
緑 r
確 t
あ a
長 n
き k
そ s
となり、よって
『I am a sun flower thanks』
という答えだそうです。
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2006年05月10日
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理解できてないんだよ><
人としてどうなんだろ、自分…。
最初は普通に縦読みしてみたけど。もっと
高度な読みかたなの?教えてエロい人
!
ヒントです。この話は、縦読みのガイドラインから拾われてきたものです。
以下、同スレから参考となるコメントです。
↓↓↓
難しかったよ!でもファンタジックでいいお話だった。
落とし穴になりそうなのは解釈の難しい縦読みのヒント、解釈を間違えるとワケワカメになる
連続した行、言っちゃうと「二行目」「十一行目」だなぁ。それぞれ「連続」の意味が逆ではあるけど。
二行目・十一行目についてはいろいろ言われそうだなぁ。縦読みに隠されたキーの
意味の捉え方がちゃんと分からないと誤解を受けることは必至。
二行目に関しては下の行と繋がってる。これだけは言っておくわ。これが分かれば十一行目の難関も抜けられるはず。
がんがって解いてくれ、まだ解いてない人。
幻想的なムードが素敵な感じだけど
L字型の道の文字化けはちょっとワラタ。.hackってゲーム思い出したよ。
同じような感じの話で、はハッピーエンドになる話があってそっちは魔法で女の子になって
両想いになれたところ終わってる少女マンガがあるんだけどそれ思い出した。
よくあるパターンなのかも知れないなw
この他の二つの縦読みも神がかってる気がする。感動した!