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2011年01月08日

俺にはものごころついた頃には母親はいなかった

382 :2006/04/05(水) 18:06:04
俺にはものごころついた頃には母親はいなかった
父親はいるにはいたが事あるごとに俺を虐待した
背中をアイロンで焼かれたこともあったし
飯も食わせて貰えない事もあった
そしてガキだった俺を何度も殴った
俺はそんな父親が恐くて堪らなかった
だから毎日泣いていた
痛くて辛くて寂しくて・・・
だが助けてくれる人は誰もいなかった
そして月日は流れ小学校に入学した・・・

小学校に入って当初はやっと父親と離れられると安心していた
だがそこに在ったのは平穏ではなかった
保育園などに入っていなかった俺は
人間関係を知らなかった為に早速イジメられた
それはどんどん俺の精神を蝕んでいった
内容は皆さんのご想像通りのものでかなりきつかった
だがどうにかめげずに頑張って通った
そして10才になった時に俺は施設に入れられた
(虐待がばれたりと色々あったのだ)
世の中の普通というのが難しかった俺にとってそこは天国だった

中学、高校とイジメられる事はなかった
だがその間に友達は出来なくていつも一人だった
高校を卒業した俺は近くの工場で働き始めた
つまらない日々を送っていた だがそれでいいと思っていた
ある日、俺は風邪をひいて病院に行った 待っていると女が話し掛けてきた
俺は少し緊張したがどうにか普通に話せていた
名前は千夏というらしい 俺達は何故か身の上話をしていた
千夏の境遇は俺程ではないがきついものだった
意気投合した俺達は辛い時はまた会って話そうと決めた
そうして連絡先を交換した

千夏とは毎日のように会っていつしか恋人になっていた
そして俺達は結婚した
俺達はその報告にお互いの親に会った
俺は嫌だったが千夏はそれは逃げてるだけだといいしつこく説得してきた
折れた俺は15年ぶりに父親に会いに行った
父親は変わり果てていた そこにいたのは覇気のないただの老人だった
父親は俺達の結婚の報告を聞くと二、三度頷いておめでとうと言った
俺はこの時、この言葉を聞いて衝撃を受けた
てっきり追い返されると思っていたからだ
俺は泣きそうなのを堪えて千夏と実家を出た
数日後、千夏が妊娠しているのを知った

千夏は生れつき体が弱いらしかった
そのため出産は困難であろうと医者に言われた
俺はそれをきくまで浮かれていた為にかなりのショックを受けた
そして次の医者の言葉に卒倒しそうになった
死ぬ可能性も充分にあります
俺は悩んだ かなり悩んでいた
だが千夏はこう言った 絶対に負けない、と
今まで辛かったからこれからもっと幸せになるんだ、と
これを聞いていくら俺が反対したとしても聞かないだろうと悟った
そんな状況だったが俺達は確かに幸せであったし充実していた
そうしてお互いに励まし会いながら最高の時は過ぎていった

千夏の体調は日に日に悪くなっていった
その日俺は仕事を休むと言ったがそう言うと千夏は怒った
その日仕事から帰り千夏と話していると突然千夏が苦しみだした
苦しみかたが尋常じゃないためにすぐに悟った
そうして出産の時は訪れた
俺は傍について手を握りながら必死に声を掛けた
だけど俺は何となく理解した 千夏の手から力が・・・・・ぬけていった・・・・・
子どもは生まれた
だが俺の最愛の人は望んだ幸福を得られぬまま
俺を置いていってしまった
俺は生まれた子に美幸と名付けた
この子に幸福がおとずれるように

美幸には障害があった
耳が聞こえないらしい そして千夏と同じように身体がかなり弱かった
俺はこの子の未来を憂いて泣いた
俺は酒を呑んだ 何かに逃げずにはいられなかった 
そんなおり、俺の父親が訪ねてきた
そして、俺に頭を下げてきた 俺は父親を殴った
しかし父親は殴られるだけで抵抗しなかった
俺が睨んでいると 父親は言った 一つだけ話させてくれと
父親は語った―お前の母親はお前を産んで死んだ―と
今のお前はあの時の自分にそっくりだ、と
絶対に俺のようにはなるな、と
そうして父親は帰っていった 俺は泣いていた

俺は今、この子を育てれている 癪だか父親のおかげだ
あのままでは美幸に当たっていたかもしれない
かつての俺の父親のように・・・
1番怨んだ男だがあの時の俺にとって1番大事な事を教えてくれた

生きていく事は辛いことだ
だけど俺は道を踏み外してはいないはずだ
確かに負け組かもしれない 弱い人間かも知れない
だけど、俺は確かに今ここで生きているんだ
だから生きられる限り幸せを求めて生きていこう
そうしていつか天国であいつに笑ってこう言うんだ
お前の分まで幸せに生きてきたぜ、て




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2011年01月08日01:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 感動 はてなブックマーク - 俺にはものごころついた頃には母親はいなかった | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

  1. 2011年01月08日 10:24
    なんだ綺麗事か

  2. 2011年01月08日 12:49
    負の連鎖にならなくてよかったな

  3. 2013年05月09日 06:20
    無駄に長い

  4. 名無し@をかしのおと 2013年06月27日 17:54
    育ちの悪い奴が無駄にメランコリックに述べようとするとこうなる、という見本だな。悪しき、の方の

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